ぱすてるラインの独り言
9.202022
頑張らないって悪いこと?
「がんばらない戦略」という本を読みました。
サブタイトル「99%の無駄な努力を捨てて、大切な1%に集中する方法」
気になりませんか?
私はYou Tubeで見て、気になって購入しました。
簡潔な文章。
分かりやすい言葉。
スラスラ読める物語調。
読んでいて苦にならない1冊です。
物語はとあるミニ同窓会から。
集まった人々から漏れるのは、頑張れない自分に対する諦めに近い言葉の数々。
そこで恩師が語り始めたのが「ガンバール国とガンバラン王国の物語」。
がむしゃらに頑張るんじゃなくて、努力の仕方によっては頑張らなくても結果が出せると言うのです。
教え子たちは興味津々。
そこから本章が始まります。
本章は、ガンバール国に住む頑張り屋さんのミサキが主人公。
頑張れ頑張れ。
頭に響く頑張れコールが嫌になったミサキは、ある日突然「ガンバラン王国」に向かいます(電車で)。
そしてガンバール国とガンバラン王国は何が違うのか、頑張るって何なのか、頑張らないって何なのかを知って行くことになるのです。
ってストーリー。
ガンバール国って、今の日本そのもののようにも感じます。
ガンバラン王国でいろんな面白い人々と出会うことで、様々な「頑張らない方法」を知っていくミサキ。
たぶん、公共の場でそのまま真似をすると、白い目で見られることになるでしょう。
どうやって自分なりの形にして実践するか、そこが課題になりそうです。
読んでいて思い出したのは、テレビで見た子育て中のお母さんの言葉。
「子どもが勉強を楽しそうにやってるのが許せない、勉強は苦しんでやるべき」
怖っ!!
その番組を見たのは何年も前ですし、そのお母さんは考え直すように他の人に言われてましたが。
でも同じ思考の人、多いんじゃないかな。
我慢して苦しんで努力してきた人ほど、そんな考え方に縛られてるんじゃないかな。
私もあなたも。
せっかく「苦しまなくても努力出来る方法」と出会ったのですから、楽しみながら努力を継続したいと思いませんか?
「頑張らない戦略」は、何度も繰り返し読みたい一冊。
うっかり苦しくなってしまったら、また読み返したい一冊です。
占いにも取り入れている考え方です。
あなたの鑑定にも登場するかも知れません。
どうぞお楽しみに!