ぱすてるラインの独り言

給食が食べられなくて居残りさせられた話

こんにちは。

今回は、占いのご相談ではないのですが、

給食が食べられなくて居残りさせられた娘さんを心配するお母さんからのお悩み相談。

「元、食べられなくて居残りさせられていた小学生」として、悲しくなってしまいます。

 

問題①

「感覚はみんな違うってことを忘れてる」

誰にだって苦手はあるはず。

苦手な食べ物、苦手な感覚、苦手な虫、苦手な音、苦手な感触…。

「食」を強要する人って、苦手な食べ物が少ないのだと思います。

でも苦手な虫や苦手な音、苦手な感触はあるはずです。

それを忘れて、人に苦手を強要したらいけないですよね。

いくら相手が子どもであっても。

いくら食べ物を捨てたくなくても。

感覚や感じ方はみんな違うってこと、忘れずにいたいですね。

 

問題②

「居残りはやりすぎ」

聞いてびっくりしたのですが、居残りさせられた日は給食終了で下校の日。

他のみんなは帰宅しているのに、給食を理由に帰してもらえなかったのだとか。

シンプルにあかんやん。

嫌がらせ?

八つ当たり?

教育や指導と言った範疇を超えているように思います。

 

問題③

「食べられる=◎、食べられない=✕」

大人になってもなかなか抜け出せないラベリング。

これは◎、これは✕。

ただでさえ価値観の移り変わりが激しいのに、いつまでしがみついてるの?

しがみついて、誰かが幸せになるの?

しがみついている価値観は正しいのか、誰のためにしがみついているのか、何のためにしがみついているのか。

考え直す必要がありますね。

 

問題④

「食べられるものや量を増やしてあげたいと言う善意」

元、食べられなくて居残りさせられていた小学生として、その善意は間違っています。

頑張って食べたところで、その食べ物を好きになんてなりません。

頑張って食べたところで、達成感なんて得られません。

頑張って食べたところで、食べられる量は増えません。

頑張って食べたところで、元気になんてなれません。

無理やり食べたところで、残るのは嫌悪感だけです。

食べられないものがあるから困ってるんじゃなくて、食べさせようとする人への対応に困ってるんです。

いま食べられるものだけ食べていれば、何も困りません。

 

「食べられなかった小学生が大人になって思うこと」

食べ物を残しちゃいけないのなら、残さずに済む対策をして欲しかった。

私達は、食べられないのに注文したワケじゃない。

選んだワケじゃないんです。

食べられる量を、確認して欲しかった。

食べられる物を、確認して欲しかった。

頼んでもいないメニューと量を、全部平らげろなんて理不尽です。

楽しい食事の時間を過ごしたかった。

楽しい食事の思い出が欲しかった。

子ども時代の思い出は書き換えられないから、同じ思いを子どもにさせないように。

そう思って生きてます。

 

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