ぱすてるラインの独り言

長男のこと

長男について、ちょっとつぶやき。

正直、長男に発達検査が必要とわかったとき、「自閉症」と診断されたとき

落ち込みました。

初めての子育てをすべて否定されたような感覚に陥りました。

でもその時、夫は私のマイナス感情を聞いてくれて、否定せず受け止めてくれました。

だから、長男が長男であることに変わりないと思えるようになりました。

もし夫から責められていたら、自暴自棄になっていたかも知れません。

 

そんなとき、こんな言葉を目にしました(どこで目にしたかは忘れましたが)。

「二人で力を合わせないと育てられない大変な子だけど、夫婦が力を合わせて生きていけるようにアンタ達のトコに来てくれたんじゃない?」

子どもの障害に悩んでいた夫婦に向けられた、どこかのおばあちゃんの言葉だったと記憶しています。

 

夫婦に限ったことではなく、もちろん障害児に限らず

一人で子育てはできません。

誰かの力を借りないといけない。

誰かと力を合わせないといけない。

子どもとは、誰かとの絆を運んでくれる存在なのかも知れませんね。

長男に障害がなかったら…

そう空想してしまう日もたくさんあります。

どんな言葉を話してくれたんだろう。

どんな友達とどんな遊びをしていたんだろう。

どんなことで悩んだんだろう。

どんなことに興味を持ったんだろう。

どんな恋をしたんだろう。

 

でも障害があったから

今の形の幸せがあります。

今しか聞けない言葉があります。

今助けてくれる友達や先生に恵まれていて

今謎の遊びをしていて

悩みは無さそうに見えるけど

幼稚園からずっと好きな子もいます。

障害があって良かったとは思いません。

思ったことはありません。

できるなら、無いほうが良かった。

でも、無くすことはきっとできない。

これからも障害者として生きていくしかない。

私が私にしかなれないように、長男は長男にしかなれないから。

 

それなら、障害者として、幸せに生きられる道を

一緒に探して作って進んで行くしかありません。

今はその途中。

これからも長男のペースで、進んで行きたいです。

 

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